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タリスカー
皆さんこんばんは。
BAR CLOSの青木です。
今夜はタリスカーについてお話致します。
TALISKER
(タリスカー)
ゲール語で「傾いた斜面の大岩」
所在地 スコットランド スカイ島
所有者 ディアジオ社
設立年 1830年
別名「ミストアイランド(海霧の島)」といわれるスカイ島で作られているタリスカー。名前の由来は創業者であるマッカスキル兄弟が住んでいた家の名前から付けられたそう。初めは島西岸にある土地を農地として借用し、農業のついでにウイスキー蒸溜所を始めました。(当時の農家はこのような経営スタイルが多かったようです)。
当店ラインナップ
10年(中央)
タリスカーのレギュラーボトル。潮の香りのようなスパイシーさを感じ、味わいはピートを感じつつ、ドライフルーツや塩キャラメル、そして代名詞である「黒胡椒のようなスパイシーさ」が残ります。これを生かし、ハイボールに黒胡椒をふりかけた「スパイシーハイボール」というものがありますので、気になる方はぜひ。
PORT RUIGHE(ポートリー)(左側)
バーボン樽(アメリカンオーク)で3年以上熟成させた原酒をヴァッティングし、さらにポートワイン樽でフィニッシュしたボトルとなります。
スパイシーさもあり、ポート樽由来のレーズン、いちごジャム、焼きリンゴのような優しい甘みも感じられます。
18年(右側)
バーボン樽(アメリカンオーク)とシェリー樽(ヨーロピアンオーク)この2つの樽で最低18年間熟成させた原酒をおおよそ7:3の割合でヴァッティングしたボトルです。
フルーティな香りから、最初に甘みが押し寄せますが、後からタリスカーならではのスパイシーさをしっかり感じられます。
最近ブラインドをやっていて、個人的に衝撃を受けた銘柄です。タリスカーといえばスパイシーというイメージは間違っていませんが、どこかフルーティな甘さも感じられます。そこにやられました。
今回はここまで、最後まで読んでくれた方ありがとうございます。やっぱり長い…
BAR CLOS
青木